Bakeshop Turquoiseを経営する阿曽さんにお話をお伺いしました。阿曽さんの考えや価値観を参考にしてみてくださいね!
目次
阿曽 菜摘子さんのプロフィール
阿曽 菜摘子(あそ なつこ)1990年生まれ、東京都出身。大学卒業後、西荻窪で世界のビールとジャークチキンのお店「TURQUOISE」を5人で立ち上げる。その後、2015年7月にイートイン・テイクアウトの焼き菓子のお店「Bakeshop Turquoise」を始める。
店のコンセプトと現在の業務内容
「手造りお菓子でホッとひといき。暮らしの中にやすらぎの時間を。」というコンセプトで製造と販売を一人で切り盛りしてお店を運営しています。
アメリカンテイストの焼き菓子、主にクッキー、パウンドケーキ、ブラウニー、チーズケーキ、マフィンなどをお客様に提供しています。現在、20代〜40代の女性のお客様に利用していただくことが多いです。元々、お菓子を作るのが好きだったので毎日楽しく働くことができています。来店したお客様から美味しいという会話を聞く時がとても嬉しく感じます。
ビールとジャークチキンのお店「TURQUOISE」を始めたきっかけ
将来、自分でカフェをやりたいと思っていました。どういう所に就職すればそれを実現できるかを先輩に相談していた所、『そんなのやろうと思えば自分の店を作れる。』とアドバイスをもらい、先輩が立ち上げるお店を一緒に始めました。
オープン時は毎日ビラ配りをして何度もみんなで話し合って、営業の体勢を変えたり試行錯誤しながらお店を運営していました。最終的に落ち着いたのがビールとジャークチキンのお店です。
試行錯誤の毎日でしたが、5人で充実した日々を過ごしていました。店舗の契約期間終了に伴い、一旦店を閉めるのをきっかけに現在のBakeshop Turquoiseを立ち上げました。
元々、人見知りで交流関係を増やすタイプではなかったんですが、ビールとジャークチキンのお店で色々なお客様とラフに接客するようになってから、接客を通したコミュニケーションがとても好きになりました。このお店での経験が自分自身のターニングポイントだったと思います。
Bakeshop Turquoiseを立ち上げるまで
昔からやりたいことは決まっていました。最初はビールとジャークチキンのお店でカフェのデザートを作ることができて満足していたんですが、焼き菓子を作りたいという思いが強くなり、お店を立ち上げることにしました。
最初、実店舗 or ネット販売で悩みました。店舗を持つのは怖いのでネットでやりたいと思いましたが、ネットで売っていくにはキッチンが必要です。現在の路面の物件を見つけた時に一目惚れして店舗を持つことに決めました。
クラウドファンディングなどで資金を集める中で色々な人のサポートをいただきました。内装も大工の友人と木材の選定から一緒に作ってもらい、その人のおかげで理想を超える形でお店が完成しました。色々な人の支援でお店を始めることができたと思っています。一人で運営しているけど色々な人の力を借りてお店を続けることができているというのは常に頭にあり忘れないようにしています。
店舗の立ち上げに協力してくれた人達のためにもおばあちゃんになるまでお店を続けたいです。たくさんの人に私の作ったお菓子を食べてもらいたい気持ちもありますが、工場で作れるレベルになると自分がやっている理由がないと思うんです。気持ちを込めてお菓子を作りたいから人がやります。同じ思いを持つ人に出会えたら一緒にお店を拡げていけたらと思います。
今後の展望
地元に密着した店舗なので、地域の方にたくさん愛されるお店にしたいと思っています。自分がおばあちゃんになっても続けていけるようなお店が作りたいです。結婚して子どもができてもお菓子を作り続けたいです。自分でやっているから自由に時間を使えます。たくさんのお客様に出入りしてもらう店を目指していきます。
Bakeshop Turquoiseの紹介
「手造りお菓子でホッとひといき。暮らしの中にやすらぎの時間を。」というコンセプトのお店です。
皆様に毎日安心してお菓子を食べてほしいので、上白糖をいっさい使用せず「てんさい糖」という天然の砂糖だけでお菓子を作っています。また、国産の小麦粉だけを使用しているのでお子様も安心して食べることができます。
店舗住所:〒167-0034 東京都杉並区桃井1-2-5 TEL:03-6913-5658
営業時間:12:00〜20:00(日曜、第一・第三月曜 定休)
Bakeshop TurquoiseのFacebookページ
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