美容師からヘアメイクへの道を進んでいる知念弥生さん、やさしい印象のなかに芯と情熱を持ったステキな女性です。過去の経緯や今後の展望を語っていただきました。
ヘアメイクアーティスト 知念 弥生(ちねんやよい)1986年3月6日、沖縄県出身、東京都在住。上京後、日本美容専門学校入学。2006年より表参道の美容室でアシスタント。その後、新規店舗の立ち上げに関わり、2011年スタイリストデビュー。2013年には、自身のヘアアクセブランド「VEIL pur.yc」を立ち上げる。現在、ヘアメイクアーティストの道に進んでいる。人生のモットーは「悩むより自分の直感を信じて、やりたいことをやる」
目次
ヘアメイクでもっと、クリエイティブな表現活動をしていきたい【現在】
元々、色々な所で働きたいという性格です。美容室を持って1箇所で働くという考えは、7年間の美容師生活を経験していくなかで、なくなっていきました。スタイリストをやりながら、ヘアメイクの仕事をする機会もありました。それがとっても楽しかったんです。自分の作品を残したいという思いが強くなり、ヘアアクセブランドを立ち上げ、クリエイティブな表現ができる、ヘアメイクアーティストの道をまい進しています。
中学時代から美容師を目指していた【過去】
美容師は、中学時代からやりたいと思っていました。出身が沖縄県の多良間島という孤島です。ちゃんとした美容室がなくて、髪型も思い通りにならないから、自分で切り始めたのがきっかけです。
友達もうまく切ってもらえないことが多く、不満を抱えていました。そこで友達の髪も切ってあげたことがありました。ロングからショートにばっさりしたんですが、そこから友達が男性からモテ始めたんです(笑)それがとっても嬉しくて、本格的に美容師の道を志しました。田舎を出たいという思いも強く、ブレずに上京して、日本美容専門学校に入学しました。専門学校時代は、同じ目標を持った仲間ができました。それぞれの技術をクラス対抗で競ったり、切磋琢磨したステキな時期でした。
ハードワークだった美容師アシスタント時代【過去】
2011年に新規店の立ち上げを手伝うまで、4年間、表参道の店舗でアシスタントをしていました。美容師のアシスタント時代は、とにかくハードワークでした。毎日14時間ぐらい働いていたと思います(笑)雑誌の撮影がある日は、5時に起きて8時から現場入り、10時に雑誌の撮影が終わり、11時から店舗でアシスタント業務、21時に営業終了し、そこから勉強会やカルテの整理などの事務処理を行います。ほぼ毎日、終電という生活でした。休みの日もモデルハントをしていました。ハードワークで不安なこともありました、だけどサービスをしてお客様がリピートしていただけることが、嬉しかったです。それが糧になっていたと思います。
新規店の立ち上げ〜スタイリストデビュー〜美容師として独立【過去】
尊敬する店の店長が独立するため、新規店立ち上げの手伝いをしました。経営の大変さやお店の立ち上げ方、内装などを学ぶことができ、良いチャンスをもらえたと思っています。2011年の12月、スタイリストデビューをしました。そして、2012年末に美容師として独立しました。店舗を持つのではなく、知り合いの美容室の席を借りて、カットをする面貸し(席を借りて、席料を店に負担するというシステム)でカットしていました。スタイリストをするなかで「自分の作品を残したい」「モノづくりが好きでそれを表現したいという」という気持ちが強くなり、クリエイティブな表現ができる、ヘアメイクの道を志すことにしました。2013年には、ヘアアクセブランドも立ち上げました。知り合いのお店やWebショップで販売し、期待していた以上に反応が良く、成果が出ています。ブランド立ち上げ後、1年間で10店舗で販売することができる規模になりました。これもアシスタント時代にできた友達のおかげだと思っています。人のつながりを大事にして本当に良かったと思っています。ヘアメイクの仕事も知人の紹介などで増えてきています。色々な場で表現活動をしていきたいと思います。
知念 弥生さんからのメッセージ【現在〜未来】
まだまだ勉強中です。周りの大切な人たちに認めてもらえるよう、がんばります。私の生き方は、やるなかで進みながら道を見つけて動いています。直感だったりするんですけど、すぐに切り替えて、やりたいことをやっていた方が時間の無駄にならないです。常に刺激を求めて進んでいきます。悩むより自分の直感を信じてやりたいことをやっていきます。
[adsense]
今後もヘアメイクとヘアアクセでクリエイティブな表現をします。
ヘアアクセブランド「VEIL pur.yc」のご紹介
ヴェールを着けた花嫁のようにアクセサリーをまとい、一段と美しくなるようにという願いをこめています。hair&make upアーティストであるデザイナーの視点から、デザイン+アレンジを提案し、飽きる事なく長く使えるアイテムをハンドメイドにこだわって制作。素材は、使う程に味わいが増すようレザーやオーガンジー、アンティークな雰囲気の漂うコットンパール等を多く取り入れています。「VEIL pur.yc」のWebショップはこちらから
編集後記
インタビュアーは宮内達也でした。弥生ちゃんの人生の物語が、参考になると思いインタビューさせていただきました。弥生ちゃんは、この日初めてお会いしたんですが、落ち着いた雰囲気のなかに芯と情熱を持って生きていると感じました。そして、人を惹きつける空気を持っています。私も好感を持ち、人として大好きになりました。今後もReadyでご一緒していきたいと思っています。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事がみなさまのロールモデル形成の一助になったと思えばシェア♪
コメント
-
2014年 9月 22日トラックバック:Ready(レディ)でインタビューした方の共通点とは
-
2014年 10月 19日
-
2014年 10月 30日トラックバック:越智 美香さんの生き方!自身のアパレルブランドを多くの方に届ける
この記事へのコメントはありません。