株式会社アプリボット取締役である吉田さんにお話をお伺いしました。吉田さんの考えや価値観を参考にしてみてくださいね!
目次
吉田 惠さんのプロフィール
株式会社アプリボット 取締役 吉田 惠(よしだ めぐみ)1985年生まれ 千葉県出身、東京都在住。2007年サイバーエージェントに新卒入社。入社後、法務室、財務経理室にて事業部サポートを4年半経験し、グループ子会社に出向して管理部門の立ち上げに携わる。2013年1月に株式会社アプリボットに異動し、主に経営管理業務を担当、2014年4月取締役就任。現在は、管理部門、海外展開等を担当。大切にしている考えは「継続は力なり」。
サイバーエージェントに入社したきっかけ
私は、学生時代からどちらかというと勝ち気な性格でした(笑)。社会に出て、早く成果を出したいと考えていたので、就職活動も自分で道を切り拓けるようなイメージのベンチャー企業を中心に受けていました。内定をもらった某ベンチャー企業の社長さんから『うちもいいけど、サイバーエージェントとかも受けてみたら?』と言われ、受けてみることにしました。当時、私はサイバーエージェントのことをまったく知らなかったのですが、複数の面接を通して自分の強みがマッチするのではないかと思ったこと、大変魅力的な若い社員が多く、自分自身が働くイメージが湧いたこと、ここで働きたい!と強く思い、サイバーエージェントに決め入社しました。
4年半、本社管理部門に携わる
入社当時、ネット広告の営業に携わりたいと思っていましたが、入社後の事業部説明会で管理部門の女性が部署の説明に来た時に考えが変わりました。サイバーエージェント全社の事業に関わる法務関連の説明をしていたのですが、こういう仕事や働き方があるんだ!と驚きを受けました。その人の考えや仕事のスタイルに好感を持ち、バックオフィスの管理サイドの部署に入り、その後法務・経理の業務に4年半携わりました。変化の激しいインターネット業界で、サイバーエージェントが次々に新しいサービスを生み出し、新たな仕組みを作って自分達が業界を作っている実感を持ちました。
2009年頃からサイバーエージェントがゲーム事業に参入し始め、ゲーム関連子会社設立登記、時には合併や清算手続き、月次決算、その他管理部門のサポート全般業務が増えていきました。立ち上げたばかりの会社にとって、サービス作りに集中してもらうための管理部門の役割は重要だと思っています。その頃、グループ子会社の管理部に参画し、管理部門の立ち上げに携わりました。その経験を生かして、2013年に株式会社アプリボットへ異動することになりました。
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アプリボットへ
アプリボットは若い会社で、当時まだまだ会社の仕組みが整っていない部分が多く、まずは現状把握から始めて、ひとつひとつ整えていくことに注力しました。コスト管理、PL管理、管理部の役割、オフィス移転など。今もそうですが、ゲーム作り以外のことは何でもやりましたね。
2014年4月に新体制となり、役員に就任しました。実は、現社長の浮田から、『役員にならないか?』と言われて一度は断ったのですが(笑)、その時期は会社の業績が芳しくなく、ここで私がやらないでだれがやるんだ!という気持ちが強まりました。全役員、全社員で背水の陣で挑んでサービス作りにコミットし、厳しい時期を乗り越え、その後業績も回復していきました。
役員になった数か月は本当に毎日プレッシャーとの戦いでした。役職がついたことで見られ方やプレッシャーのかけられ方がぐっと変わったように感じます。よく、女性は管理職になりたがらない、というイメージがありますが、管理職になってわかることが沢山あります。私自信、視点が変わり、チームや組織を作ること、事業成果を出すことの本当の意味が理解できたように感じます。元々、何でも自分でやらないと気がすまないタイプだったのですが、メンバーやチームの力が引き出せるようにマネジメントすることが大切だということに気づきました。今は、メンバーが自ら考え実践し、新しい仕組みに取り組んで会社がよりよくなっていくことがやりがいとなっています。
また、どういう人達とやるかが大事だと思っています。
①尊敬できる人と働くこと
②自分自身が尊敬されるような人になること
③メンバー同士が尊敬し合っていること。
この3つが私が働く上でとても大切にしていることです。
今後の展望
私は今まで、あまり中長期の目標を意識せずに、『今やるべきことを全力で頑張る』というスタンスで仕事をしてきました。2016年4月からビジネスキャリア10年目に入ります。目の前のことを全力でやることは前提で、30代は会社や事業として中期で何をやるべきか、これからの自分の貢献ポイントを深く考えながら動いていきたいと思います。また、若手の女性、ポジティブに仕事を頑張り続ける女性を増やしていくこともミッションだと思っていますし、それぞれの女性が自分らしいキャリアとやり方で成果を出していける環境を作っていきたいと考えています。
株式会社アプリボットの紹介
アプリボットは、2010年7月に「世界中の人に愛されるサービスをつくる。」という理念のもと立ち上げた会社です。
現在、『ジョーカー~ギャングロード~』『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』の2タイトルのスマートフォンゲームを運営しています。また『世界震撼』というビジョンのもと、弊社のサービスが世界で使われることを目標に、新規ゲームの開発、ゲームに限らない様々な事業にチャレンジしていきたいと考えています。アプリボットはこちらから
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