松尾さんは、看護師として活躍されていたなか、人間関係の重要性に気付きその方の魅力を引き出す脳科学、心理学を使った目標達成トレーナーとして活躍されています。看護師やお勤めされている方で夢に向かって転換したステキな事例のためご紹介します。
マネージャー&スピリット代表 松尾 可奈(まつおかな)1983年2月4日生まれ。佐賀県出身、東京都在住。2014年4月、看護師正社員を退職し、8年前から学んできた脳科学&心理学を使った目標達成トレーナーとして独立する。人生のモットーは「人生一度きり!やりたいと思った事は、まずやってみる!」
目次
目標達成トレーナーとしてクライアントのサポートをする。【現在】
現在、脳科学&心理学を使った目標達成トレーナーとして活動しています。主なクライアントは、サラリーマン・独立志向のある方・個人事業主の方が多いです。やりたいことがあってそれに向かって、最短最速で行動を起こすことができるよう、サポートさせていただいています。コーチング・目標達成のプログラムを半年間かけて提供していきます。仕事をしていて、1番喜びを感じる部分は、クライアントが自身の変化を実感し、目標達成しながら生き方が変わっていくところです。クライアントができない!と思っていたことができるようになったり、充実感や喜びを感じる姿を見るとサポートして良かったと思います。
看護師〜海外語学留学〜バックパッカー【過去】
高校卒業後、進学し、看護師の職に就きました。佐賀の田舎に住んでいたので東京のように仕事の選択肢が多くはありませんでした。地元の既存企業に就職するというような定番の就職(仕事)しかイメージがつかなかったんです。そのため、高校の先生からすすめられ、看護師になりました。看護師3年目の時に上司との関係で悩んでいたため、コーチングを学び始めました。コーチングを学んだことをきっかけに一度退職して、自身をリセットしようという決断をしました。
看護師として4年働いた職場を退職後、海外に住むのが当時の夢だったこともあり、”海外でバックパッカーをしよう”と思い立ちました。まず、バックパッカーをするには、英語が話せる必要があると考え、フィジーに4ヶ月の語学留学に行きました。フィジーでの生活は思っていたよりも大変でした。断水や洗濯物を手で洗うといったことが日常でした。語学留学でコミュニケーションレベルの英語は、話せるようになりました。フィジーで一緒にバックパッカーをするステキな女性が見つかりました。一時、日本に帰国し、その方と44日間のバックパッカー旅行に行きました。海外留学やバックパッカー旅行で日本の環境の良さを実感したため、海外に住みたいという憧れはなくなりました(笑)バックパッカー旅行では、その方と24時間常に一緒でした。海外に行ったら距離感がなくなるんです。約1ヶ月半、ずっと一緒に行動していると。相手がどうやったら嫌な思いを感じるか、相手との距離の取り方など。日本では、バランスを保てていた人間関係が上手くできず、考えるきっかけになりました。バックパッカーの時に人と深く向き合う機会がありました。今思えば、このバックパッカー時代が、今の仕事につながるきっかけの1つだと思っています。
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目標達成トレーナーとして独立【過去】
コーチングを仕事にしようと思ったのは、3年前です。海外から帰ってきたとき、コーチングの師匠に東京でやってみないかと誘われ、トライしてみようと思いました。最初は断りました。自分にはできないと思ったからです。コーチングを始める前、キラキラして楽しい仕事をしている人を見ながら憧れていました。ずっとそれを考えながら3年前まで生きていました。やりたい事を達成していくうちに、何故か、どこか物足り無さを感じていました。時々、心の中にぽっかり穴が空いた感覚になるんです。その理由は、後になって分かりました。やりたい事を叶えていきつつも「人のために貢献する」という大きな心の穴が抜けていた事に気づきました。これをきっかけに “好きな仕事で社会に貢献していける事をしたい” と思いました。目標達成トレーナーは、やっていくうちに情熱を持てる仕事だと確信しました。
看護師をしながらビジネスを始めた当初に苦労したことは、お金をもらうことです。コーチングをビジネスとして切り替えたとき、お金をもらってよいのかと思いました。看護師として相手に無償の愛で奉仕する関わりでやってきました。そのような看護師としての在り方で仕事をしてきたので、営業の仕方が分からないんです。最初は色々とアドバイスをいただきながら進んできました。コーチングは、目に見えない将来のビジョンを想像して頂くので伝えたい事も上手く伝わらず試行錯誤していました。看護師をしながら副業でやっていた2年間は、やりたい事をやれているので楽しかったのですがその両立に大変苦労した期間でした。クライアントの声をホームページ等に掲載していないのですが紹介や口コミでセッションのご依頼を受けるようになりました。最近は、Facebookを始めとし、メルマガ・ブログで知ってもらうようになりました。
昔は、本当にやりたいことをやっている人に憧れていました。しかし、今は誰かのそのような存在として励みの1つになれていたら大変嬉しいです。私は今まで、色々な遠回りをしてきました。自分が経験・学んだことを多くの方に提供し、より多くの方が自分の好きなことをやってほしいと思っています。何かやりたいと思っても行動に移せない方をサポートしていきたいと思っています。
松尾 可奈さんからのメッセージ【現在〜未来】
最終ゴールは、コーチングで人と人の心が深く繋がった世界をつくりあげることです。日だまりのような温かいぬくもりのある場所を体感できるような関わりをしていきたいと思っております。一人一人が大きな安心で守られた無敵な存在で「自分が自分のままでいい」と感じてもらえる社会をつくりたいと思いました。そのために、今は、看護師の医療の経験を生かして従業員10名以下のクリニックサロンの経営者向けに目標達成プログラムを提供していく事から始めています。10名以下ってリストラをせずに既存のスタッフでやっていこうと思うケースが多いんです。そのような場合、避けられない人間関係の中で相性解決をせざるを得ないケースがあります。その人間関係をコーチングで改善していきたいと思っています。仕事の生き甲斐は、人をサポートすることです。しかし、自分が相手に気づかせる状態でないと難しいと思っています。私自身が常に自分が望む人生を歩み進んでいる事が前提となります。今後は、女性として結婚・出産を経験し、そのライフスタイルの中で理想の仕事をしていけるようにしたいです。
マネージャー&スピリットのご紹介
2011年から目標達成トレーナーとしてクリニック院長、看護師、整体師、セラピストなどの医療従事者、心と体を扱う専門職に対して関わり実績を積みながら、自分の看護師としての仕事の中で、それらの内容を体験的に実践してきました。自分の仕事に左右されず、皆さんの悩みにこたえられる体制を整えました。中でもスタッフ10名以下のクリニック院長のために「避けられない人間関係の相性を解決する」「短期間で短所を自信に変えて恥ずかしさを無くす」といった独自のメソッドを提供しています。ブログはこちらから
編集後記
インタビュアーは宮内 達也でした。松尾さんとは、今後もReadyや他の仕事でご一緒していきます。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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