白井 智子の生き方!ママが本来の自分を取り戻せる場所を作りたい
以前から懇意にしている白井さん。白井さんの生き方は多くの方に参考になるので、Ready編集部としてご紹介させていただきます。
株式会社ABC 執行役員CMO 白井 智子(しらいともこ)1987年3月24日生まれ。東京都出身、東京都在住。国際学科の高等学校を卒業後、山梨県NO1の客室数を誇るリゾートホテルに就職、7年間勤務し、結婚・出産を機に退職。1年半、子育てに専念。その後、株式会社ABCにアルバイトで入社。ホテル時代に培ったノウハウで業績を上げ、新規事業の立ち上げなども任される。人生のモットーは「楽しいと思ったこと、ワクワクすることは絶対実行!」
目次
ohana sweet 南青山で託児カフェを運営【現在】
株式会社ABCで、ママと子どもの「あったらいいな」をギュッとつめこんだ愛情いっぱいのsweetroom 「ohana sweet 南青山」を運営しています。専属のスタッフがお子さまと遊び、ママはゆっくりとカフェや食事を楽しむことができるスペースです。2014年2月にOPENし、順調に利用者の方も増えています。より一層、ママがくつろげて、子供たちがのびのびと過ごせるスイートルームのような空間を作っていきたいと思います。
ホテル業界を目指したきっかけ【過去】
私が就職したホテルは、客室数251室と山梨県内で一番大きな高原のリゾートホテルでした。人と接することが好きで、毎日たくさんの方に”ありがとう”と言っていただける仕事に就きたかった為、ホテル業界を目指しました。ホテルスタッフ時代は、通常のホテル業務と親子向けのイベント・ウェディング関連の仕事をしていました。Web集客や年間の企画なども携わっていました。子育て世代の方が、ホテルに来たとき、楽しめるイベントや野菜の収穫体験イベントなどを開催していました。この親子向けのイベントやウェディング関連の仕事が今の自分に活きていると思います。また、山梨県の北杜市は、ベビーズヴァカンスタウンに認定されています。行政・ミキハウス子育て総研・ホテルが連携して、子連れにやさしい街を目指しています。
ベビーズヴァカンスタウンとは、乳幼児を持つファミリーの旅行先として、設備とサービスが充実している地域を選定する、というもの。リフレッシュも含めて「子どもといっしょに安心して楽しめる環境にお出かけしたい!」と考えているママ・パパの多くの声を形にしようと、山梨県・北杜市が選定第1号となりました。(群馬県の昭和村、山梨県の北杜市のみ認定)
専業主婦から働くママへ【過去】
妊娠出産を機に、約7年務めたホテルを退職しました。それまでは、繁忙期には連日朝から深夜まで働く日々に忙しくもやりがいを感じていましたが、子育てママは朝から晩まで、夜中から朝まで、24時間休み時間もなく家族のために働き続けなければなりません。それまでは、何千万という売上に執着しそれを達成する事にやりがいを感じてた自分が、1か月数万円の家計の管理をすることに虚しささえ感じました。正直、子育てが息苦しくて辛かったです。可愛いはずの子どもが、可愛く見えなくなり、虐待の一歩手前までいっていたと思います。泣き止まなくて、冷蔵庫に入れようと思ったこともあります。振り返ってみると、自分がイライラしていたから、子どもが泣いていたと思います。専業主婦を続けていることが難しいと考え、働く選択をしました。
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以前から好きだったウェディング関連の仕事に【過去】
以前、仕事でやっていたウェディング関連の仕事に就こうと思い、株式会社ABCでアルバイトを始めました。兼業のワーキングマザーも大変でしたが、働きに出ている方が性に合っていました。働きはじめてからというもの、子どもと過ごす時間も楽しくなってきました。仕事をしていく中で、成約率大幅UPという業績が認められ、全体のマネージャーを任せていただくことになりました。最初、断るという選択肢もありました。しかし、子どもを理由に何かを諦めるというのはしたくなかったんです。子どもが大きくなったとき、”ママは、ウェディングの責任者になることができたけど、あなたがいたから諦めた”とは言いたくなったんです。そのため、家族とも相談し、チャレンジさせていただくことになりました。
ウェディングで順調に売上を獲得し始めたころ、昼間の空いている空間をプロデュースして欲しいという指名を受けました。働きたくても預けるところがない……、それなら会社内に託児してくれる場所を作っちゃおう!そこにいろんな人が来てくれたらいいよね!本当にその勢いで託児カフェ「ohana sweet」を立ち上げることになりました。子供と一緒に出勤できるし、なおかつカフェとしての売上も立てる事が出来ます。ママ・ワーキングマザーが気軽に子どもを見てもらえる場所を作りたかったんです。ここに来れば、カフェで自分の時間も作れる。「ママが本来の自分を取り戻せる場所を作りたい」という想いで立ち上げました。立ち上げ当初はとても大変でしたが、今では多くの方に利用していただける施設になってきました。
白井 智子さんからのメッセージ【現在〜未来】
今後、株式会社ABCで学んだ知識を活かして、同じ想いや境遇を経験したママさんたちが、本来の自分らしさを取り戻せるようなカフェを独立開業していきたいと思っています。子どもを持ったお母さんが働きやすくなる、専業主婦の方もふらっと来れる、そんなステキな空間をプロデュースしていきます。出会うママがみんな悩みを抱えているので、本来のママに戻ってもらえるようなスペースです。まだママじゃない人もママになりたいと思ってもらえる。”ママって辛くない。子育てってこんなに楽しい” ということを広めていきます。
ohana sweetのご紹介
ままとこどもの「あったらいいな」をギュッとつめこんだ愛情いっぱいのsweetroom 「ohana sweet 南青山」のHPはこちら
住所:〒107-0062 東京都港区南青山3-1-5 ラ・クラースビル TEL:03-3401-0087
編集後記
インタビュアーは宮内 達也でした。白井さんとは、今後もReadyでご一緒していきます。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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