ステキな考えの持ち主、梅澤 由佳さん。フードコーディネーターを志したきっかけと今後の抱負を語っていただきました。
フードコーディネーター梅澤由佳(うめざわゆか)1989年4月24日生まれ、群馬県出身、神奈川県在住。大学と並行してフードコーディネータースクールに通い、同校を修了。大学卒業後、キッチンツールを輸入する商社に入社する。2013年独立し、フリーランスのフードコーディネーターとして活動を始める。人生のモットーは「人としての “温度” を大切に」
目次
フードコーディネーターとして食と食空間を広める【現在】
現在、フリーのフードコーディネーターとして活動しています。web、CM、雑誌、TV番組からMUSIC VIDEOなど多岐にわたるコンテンツにおいて、レシピ提案・調理・スタイリングなど、食に関わるお仕事をさせていただいています。またその傍ら、レシピ動画コンテンツの提供も始めています。独立して1年半経ちましたが、色々な方の支えのおかげでフードコーディネーターとして仕事ができていると思っています。
フードコーディネーターを志したきっかけ【過去】
昔から食べることに興味がありました。食のことを考えるとワクワクするし、お弁当・給食の時間が楽しみでした。小さいときから、お母さんやおばあちゃんの隣にくっついて、料理作りを見ていました。『この料理は、こういう風に作っているんだ』と学び、自然と食に興味を持ちました。高校時代にヨーロッパの食や文化がかっこいいと思い、ヨーロッパの文化と言語を大学で学びました。フードコーディネーターになりたいと思ったきっかけは、大学で出会った一冊のレシピ本です。ある方のレシピ本を見たとき、”レシピを見ていて、なんでこんな楽しんだろう。” と思いました。美味しいのはもちろん、料理の見せ方、スタイリングから食器のセンスまで、空気感がとてもステキだと思いました。これは、誰が作っていてどういう想いで表現しているんだろうと思ったんです。その方が学んだ学校を調べたところ、フードコーディネーター養成スクールの「祐成陽子クッキングアートセミナー」だったんです。即座に入学し、大学と並行してフードコーディネーターの技術を身につけました。これが、私の人生のターニングポイントだったと思います。
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キッチンツールを販売する商社で経験を積む【過去】
社会人の経験やスキルを積むために、新卒でキッチンツールを輸入する商社に入社しました。大学時代、様々な方のご紹介でお仕事をされている女性の方々にお話を伺っていた時、キッチンツールを販売するある会社の存在を知りました。お話を聞きたいと思い、ご自身で店頭クッキングショーをされていた社長にアポ無しで会いにいったんです。とてもやさしい方で色々お話をさせていただきました。ご縁もあり、商社が主催する「世田谷レシピコンテスト」に出場しました。どういうコンテストかというと、その会社のキッチンツールを使ったレシピを提案するという内容です。審査基準は、社長とシェフと色々な新聞社の方がレシピを評価するというもの。自分でも驚いたのですが、準優勝をいただけたのです。熱意を認めていただけ、その後会社に入社することができました。将来やりたい仕事に近い環境で経験を積みたいという想いでの入社でした。会社では、何でもやらせていただいていました。商品などの管理に始まり、現場での実演販売もやりました。また、販促物のレシピ開発や通販番組での料理アシスタント業務などもやりました。あっという間の2年間だったと思います。今思えば、色々なことを短期間で学ばせていただき、本当に素晴らしい環境だったと思います。お世話になった会社の皆様に感謝しています。
フードコーディネーターとして独立する【過去】
キッチンツールの商社で働くなかで、自分で仕事をやりたくて仕方なくなってきました。できるか分からないけど “自分を試してみたい。” という気持ちが強くなり、2013年にフリーのフードコーディネーターとして独立しました。独立当初は、お仕事がない日々が続き、不安な日々を送っていました。独立当初から今も、渋谷でコワーキングができるシェアオフィス「Connecting The Dots」にお世話になっています。この環境にいたからこそ、色々な “つながり” ができ、お仕事をいただけるようになってきたと思っています。色々なイベントに参加させていただき、ご挨拶したり、この会社がこういう人を募集しているなど、様々なご縁をいただいています。今では、Webサイトのレシピ提案、動画料理コンテンツの提供、雑誌への情報提供、料理の提案や企画など、様々なチャンスを多くの方にいただいています。本当に感謝しています。
梅澤 由佳さんからのメッセージ【現在〜未来】
この仕事って色々な方に支えられていると実感しています。この先、初心を忘れずにまい進していきます。今の自分があるのは、”あのとき助けてくれた皆さんがいるからです。”
私のモットーでもある「人としての “温度” を大切に」。人と人で成り立っている仕事だから、空気感を大切にしていきます。本来の人間らしさを忘れずに、誠実に人とお付き合いして大好きな食の仕事を広げていけたらなと思います。
フードコーディネーター「梅澤 由佳」のご紹介
商品販促用のレシピ開発、レシピBOOK撮影時の調理・フードタイリング、TV番組でのディスプレイ料理制作、食器や調理用器具のコメント執筆など、食の提案から食空間のデザインまで、幅広くお仕事をさせていただいています。
HPはこちらから。
編集後記
インタビュアーは宮内 達也でした。梅澤さんは、人と人のつながりを大切にして、堅実に誠実にまっすぐ自分の道を進んでいると思います。今後もReadyや色々な仕事でご一緒していきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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コメント
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2014年 10月 19日
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