乗馬の楽しさを広める事業を行っている乗馬クラブクレインで仕事をする元持さんにお話をお伺いしました。元持さんのキャリアが多くの方に参考になれば幸いです。
目次
元持 真麻さんのプロフィール
株式会社乗馬クラブクレイン 営業部主任 元持 真麻(もともち まあさ)1983年生まれ、大阪府出身茨城県在住。大学卒業後、乗馬クラブクレインに入社。兵庫県にあるクレイン加古川で営業職として勤務。その後、クレイン東京に異動。現在は、茨城県つくば市にある、クレイン茨城に駐在しプロモーション担当としてメディアや企業とのリレーション業務を行う。大切にしている考えは「常に自由でいること」
現在の業務内容
営業職として入社して9年ほどのキャリアがありますが、現場経験が3年、現在の業務が6年です。現在は乗馬を楽しんでくれる人を増やすための営業活動をしています。具体的には乗馬を多くのビジネスパーソンに楽しんでもらうための企業への営業活動に始まり、他業種とのコラボ企画の推進や広告出稿などです。
乗馬の認知度向上と乗馬人口の増加を目的としています。何もせずに乗馬人口が増えることはありませんので、乗馬の魅力を ”いかに伝えるか” が永遠の課題だと思っています。乗馬の魅力を一言で言い表すのはとても難しいです。なぜかと言うと、実際馬に乗っていただいて初めて‘感じる’部分が多いからです。乗馬を楽しまれるお客さまの年齢も属性もバラバラなので、それぞれに合ったプロモーションの掛け方を考えたりして、とてもやりがいのある仕事だと思います。乗馬の魅力は「人馬一体」、馬とのコミュニケーションがとれるところにあると思います。私自身、初めて馬に乗った時の、自分の合図に対して馬が応えてくれた時の感動は今も忘れられません。動物と人間が一緒にできるスポーツは乗馬だけなので、多くの方に乗馬の魅力を知っていただきたいですね。
乗馬クラブクレインに入社したきっかけ
馬に興味をもったのが小学生のときです。海外の映画を見るのが好きだったので、映画の中に登場していた馬や乗馬シーンなどに影響を受けました。乗馬への憧れはありましたが、なかなか馬に乗るきっかけがありませんでした。そのため、乗馬を仕事にしようという考えもありませんでしたが、大学に進学し就職活動でたまたまクレインの社員募集を見つけ、会社説明会で体験乗馬ができるというのを発見し、あっ、馬に乗れる!と思いました。(笑)実際に乗ってみたらすごく楽しくて、ここで働いたら自由に馬に乗れる!と思ったことが入社のきっかけです。ちなみに現在でも毎朝乗馬をしています。
乗馬は、フィットネス効果だけでなく、乗っているだけで心身ともにリフレッシュすることができ、何よりも馬の美しい瞳に癒されます。乗馬というスポーツを「多くの人に広めることができたら素敵だな」という思いが芽生えました。
兵庫県の加古川に配属
最初は、兵庫県にあるクレイン加古川に勤務していました。新入社員時代はお客様に体験乗馬のご案内をしたり、乗馬ライフを続けていただくための営業活動を主にしていました。体験にお越しいただいて、いかに乗馬の魅力を知ってもらうか、ということが大切なので、体験乗馬のチラシ配布などを積極的に行っていました。たまに、みんなでポニー(比較的小さい馬の種類)を連れてイベントを行ったりする取り組みをして、乗馬に興味を持ってくれる方を増やしていました。
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クレイン東京を経てクレイン茨城(駐在)へ
その後、OPENして間もなかったクレイン東京に異動しました。東京という立地なので、人口が多い分、乗馬に興味を持っていただける人も多かったように感じます。クレイン加古川・クレイン東京で3年間の現場経験を経て、クレイン茨城に異動し、プロモーション担当としてメディアや企業とのリレーション業務を行なっています。多くの方が気軽に乗馬を楽しめる環境を作り、馬の魅力を今以上に伝えていきたいです。
今後の展望
流れに任せるタイプです。今後、どのような人生を送りたいという明確な理想は定めていませんが、馬が大好きなので乗馬は一生続けていきたいです。特に乗り慣れた馬に乗るのが好きですね。付き合いが長ければ長いほど、その馬の日々の様子を観察できますし、成長したな~と感じることもできます。でもやっぱり一番は、意思疎通が簡単にできるところですね。長く付き合っている馬の場合、自分がこうしてほしい!と思ったことを合図すると、馬は簡単に応えてくれます。このような関係を得るためには、馬に理解を求めることが大切です。‘この合図はこういう意味‘というように。馬も、最初から理解できるわけではありませんので、同じことを毎日繰り返し練習し、‘できたら褒める’ということを繰り返します。そうして馬がその合図ひとつひとつを理解し、当然のこととして応えてくれるようになった時の喜びはひとしおです。新入社員時代から今でも続けている早朝の乗馬。これは私にとってプライベートのようなものです。早朝、馬に乗る時間がなかったらこの仕事は続けていなかったかもしれません(笑)今後も多くの方に乗馬の魅力を広げていきます。
乗馬クラブクレインの紹介
乗馬クラブクレインは、「乗馬=上流階級のたしなみ」というイメージを覆し、自分の馬を保有していなくても、乗馬用品が揃っていなくても気軽に乗馬を始められ、習い事感覚で通えるクラブとして現在全国33か所で乗馬クラブを運営しています。体験乗馬スクールも随時行っています。Webサイトはこちら。
編集後記
株式会社乗馬クラブクレインの元持 真麻さんを紹介しました。元持さんの考えや価値観を参考にしてみてくださいね。
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