彌野 亜希子

エプロンが「作業着」っていう感覚を変えたいという想いを持ち、アモリコのクリエイティブディレクターをしている、彌野 亜希子(やのあきこ)さん。アモリコが生まれるまでの経緯と今後の展望を語っていただきました。

株式会社アモリコ クリエイティブディレクター 彌野 亜希子(やのあきこ)1975年9月25日生まれ、神奈川県出身、東京都在住。短大卒業後、財団法人にてシステムインストラクター後、某外資系IT企業にてシステム開発に携わる。その後、視野を広げるため、中米6カ国(コスタリカ、パナマ、ニカラグア、エルサルバトル、グアテマラ、ホンジュラス)を始めとして、アジア8カ国(タイ・カンボジア・ラオス、中国、ベトナム、インド、ネパール、バングラディッシュ)への視察旅行に行く。帰国後、某外資系認証機関にてWi-Fiや Bluetoothの認証エンジニアに就く。
その後、海外での起業の夢を叶えるため、ニュージーランドへ旅立つが永住権が取れず日本へ帰国。海外人気ドラマで見た可愛いエプロンが忘れられず、2006年、インポートエプロンのセレクトショップ「アモリコ」のネットショップを立ち上げる。現在、4店舗(渋谷ヒカリエShinQs店、阪急うめだ本店、静岡パルコ店、ラシック福岡天神店)を展開。

アモリコを立ち上げて可愛いエプロンを広める【現在】

MOZI社にて

MOZI社にて

移住を決めて旅立ったニュージーランドで毎日見ていたテレビドラマ『アグリーベティ』や『デスパレートな妻たち』で衣装として使われていた可愛いエプロンを忘れることができず、2006年にインポートショップ「アモリコ」のネットショップを自宅の一室で立ち上げました。海外のホームパーティでは「エプロン」って重要な “おもてなし” の意味があります。今日はお客様が来るので「フリルの可愛いエプロン」、夫の両親が遊びに来るので「シンプルなエプロン」、結婚記念日だから「ゴージャスなエプロン」など用途で使い分けを楽しめます。当時の日本には残念ながら「作業着」的な無地でシンプルなエプロンしかなかったのです。私が日本に帰国してキッチンに立つ際、「お料理をしたい!」、「お客様をおもてなししたい!」と思える可愛いデザインや鮮やかで元気になるようなカラーの惹かれるエプロンが全くありませんでした。元々、自分の着たい・欲しいものをとことん追求するタイプだったので、自分がキッチンで着けるためのエプロンを輸入したのがきっかけです。
日本では見たこと無いドレスのような可愛いエプロンを着けていたら、周りの友人やご近所からの評判が良くて皆さんから、「販売した方がいいよ」と言っていただけたので、自宅の一室からネットショップを始めました。それが今のインポートエプロンショップ「アモリコ」の第一歩です。女性はいくつになっても可愛いものが好き。今は日本でも可愛いエプロンが増えてきましたが、私が始めた時は全くと言っていいほどドレスのような素敵なデザインのエプロンはありませんでした。日本の方のエプロン=「作業着」っていう意識を変えたいと思ったので、アモリコというインポートエプロンショップをとおして多くの方に可愛くてドレスのようなエプロンを広めています。

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バックパッカーで中米6カ国とアジア8か国を周る【過去】

海外視察旅行の風景

海外視察旅行の風景

今の主人と知り合い。お金を100万ずつ貯めて会社を退職し、バッグパッカーで中米6カ国とアジア8か国周る視察旅行に行きました。(1年2ヶ月程度)元々、海外でビジネスをやりたいという想いがありました。主人はサーフィンが好きで私はお料理が好きだったので、サーフィンができカフェができる所でお店をやるのが夢でした。日本からたくさんのお料理本を持って視察旅行に行っていたので、日本の和食やパンをご近所さんに振舞っていたら、コスタリカのパン屋さんから「働かないか」とオファーを頂いたのですがアルバイトをする気はなかったのでお断りをしました。(笑)中南米のコスタリカの生活は素晴らしかったです。自然が多く、夜は流れ星がたくさん見えます。お昼にはサルが50匹ぐらい来て、家の屋根を通過したりするのも日常の風景です(笑)大自然に触れて大好きなサーフィンをしながら、のんびり自然に癒され自宅のバルコニーで波チェックをしながらコスタリカ産の美味しいコーヒーとクッキータイムをしたり、海辺を散歩したり、一生忘れられない素敵な時間でした。たくさんの国々の方とお話したり、現地の食文化を楽しみ、私たちはこれらの国々で何かできないか。とたくさん考え学んだ視察旅行でした。その後、帰国し、某外資系認証機関にてWi-Fiや Bluetoothの認証エンジニアの仕事をしました。その後会社を退職し、ニュージーランドで “技能移民” として移住を決意し、行った先で海外の可愛いエプロンに出会ったのです。今、思えばさまざまな国を見て旅行し経験・感じたこと全てが今につながっているんだなと思います。

海外で出会った可愛いエプロンを日本に広めたい【過去】

海外メーカへの出張風景

海外メーカへの出張風景

帰国後、アメリカ人気テレビドラマで見たエプロンを調べて、2006年にネットショップを始めました。主人からもらった10万円で商品を仕入れて販売していました。思ったより日本全国からオーダーが来て、自宅の一室を事務所としてネットショップを運営していました。1年後、たまたま横浜中華街にある「横濱バザール」というビルでテナントを募集しており、軽い気持ちで家賃を知りたくて電話をしたら、商品をすぐに持って来てと言われました。商品をオーナーに見せると “すごくいいからお店を出したほうが良い” と即言っていただきました。だけど、接客業をやったことがなかったので、自信がなく2週間返事しませんでした。主人が手伝うから出店した方がよいと言ってくれたので、オーナーへ連絡したのですが、もう既に埋まっていました。しかし、オーナーのご厚意もあってオーナーのアンティークショップを半分にしてくださり、立地の良い方を貸していただきました。それがなければアモリコはお店も出店できませんでした。そして、2007年の9月にアモリコ1号店を横浜中華街に夫婦二人でOPENしました。OPENしたあと、中華街を歩いてステキなセレクトショップを見つけるというTVの取材が入りました。そのテレビ取材をきっかけにたくさんの方にインポートエプロンショップアモリコを知っていただけるようになりました。

期間限定ショップ〜複数店舗の出店へ【過去】

阪急百貨店にてアモリコファッションショー


阪急百貨店にてアモリコファッションショー

オープンして1ヶ月後には広島三越バイヤーの方が来店し、「母の日に1階のメインにてイベントをやりませんか?」と声を掛けてくださり、期間限定ショップを出店しました。その後も日本全国の百貨店さんから期間限定ショップのオファーが来ました。その後、テレビショッピング「QVC」さんにも出させていただき、少しずつアモリコエプロンを日本全国の方々に知っていただけるようになりました。そして、2012年4月「渋谷ヒカリエShinQs店」、2012年10月「阪急うめだ本店」にお店をオープンし、2014年4月「静岡パルコ」にFC店舗をOPEN。2014年9月「ラシック福岡天神」にFC店舗をOPENしました。現在、4店舗にまで拡大しました。あっという間の8年間だったと思います。

彌野 亜希子さんからのメッセージ【現在〜未来】

海外に行った時に大切だと思ったことは、「食」です。おいしい物を食べた時ってみなさん笑顔になりますよね。言葉が通じなくても「食」は伝わります。今までたくさんの国を周ってきてたくさんの方々に会って感じた経験から、「食に携わることをやりたい!」というのが根底にあります。私は、お料理のプロではないけど、お話をするのが大好き!!だから私がこだわりをもって世界各国からセレクトしたエプロンを通して、食に携わっていきたいと思っています。これからもアモリコエプロンから周りの方を笑顔に!日本全国を笑顔に!世界各国を笑顔にしていきたいと思います。
アモリコのミッション「いっぱいの愛(amor rico)」をたくさんの方に広めていきたいです。

アモリコ(amorico)のご紹介

可愛いエプロンならアモリコ(amorico)。人気ブランド「キャロリンズキッチン」や「シュガーベイビー」、「ラデル」などの日本初上陸ブランドやキッチン雑貨を多数ご用意しています!
アモリコのネットショップや店舗のHPはこちら

編集後記

インタビュアーは宮内 達也でした。彌野さんは、行動力で道を切り開いてきたという印象を持ちました。また、女性らしい感性を持ったステキな女性です。今後もReadyでご一緒していきたいと思っています。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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ライフスタイルマガジン「Ready」の編集部です。
女性のインタビュー特集や多種多様な女性向けコンテンツをご提供します。

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